2009年7月13日月曜日

NHKクロ現「おひとりさまの住まい」……もういい加減に高齢者を「メシの種」にするのはやめて欲しいんだけれど……

いつものことながら、うんざりしたこの番組:
クローズアップ現代 - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]: "クローズアップ現代「“おひとりさま”の住まい 安心の老後は?」女子大生とお年寄りたちが助け合いつつ共同生活。こんなユニークな老後の住まいが各地で生まれています。生き甲斐と安心のある“ついの住みか”の姿を探ります。出演 ノンフィクション作家…加藤仁,【キャスター】国谷裕子"

背広とネクタイした人の「ご高説」なんか高齢者には「もう結構」。余計なことをしないで、フィリピン介護士の入国自由化を認めろ!そうすればすべての問題は解決する。

入居一時金350万円、毎月の家賃11万5000円の高齢者施設が「とても安い新サービス」なんだとさ。アホらしい。

高齢者が求めていることは、死ぬまで住みなれた自宅で過ごし、動けなくなったらせめておむつの交換をして欲しい、それだけ。メシが自分で食えないようになったら、それは死ぬときだと認識している。すべての動物がそうだ。「女子大生」とやらを同居させるのも、みんな一緒に遊戯をするという「コミュニティー」なんかも、余計なお世話。願い下げだ。

それなのに、やたらに「評論家」とやらがマスコミに登場し「正しい介護施設の在り方」なんかを説教する。あいつらそれでメシを食っているのだ。老人問題を自分を含む介護でメシを食っている利権集団への利益誘導に結びつけようとする魂胆がミエミエ。どっかに行け!

人にはそれぞれある。老人ホームに入ってみんな一緒にゲートボールをしたいという人もいるだろうが、だれにも邪魔されたくない、でも自分のディグニティーだけは最後まで守りたいという人もいる。むしろそういう人の方が多いだろう。それなら言葉なんかわからなくっても結構。フィリピン人の介護士を自宅に住まわしてやり、家賃分で介護サービスを受ける方がよほど合理的だ。

なぜこれが実現できないのか。箱物中心の介護産業がニッポンの巨大な利権産業と化しているからである。終身雇用ベースの給料を貰い、空調の効いた事務所で「仕事」をする「なんとかマネージャー」や、背広をきてネクタイを締めた「介護評論家」が、それでメシを食い、自分の既得権を主張するのである。年寄りが払う介護保険料のほとんどがあいつらの人件費と化けて消えてしまう。年寄りがなにをして欲しいのかという現場のニーズとはかけ離れた方向にものごとは進んでいる。

格好のいい「評論」をする専門家や、なんとかマネージャーや、一緒に住まわせる女子大生徒やらは、年寄りのおむつの世話をしてくれるのか! カッコいいことを言うだけでなにもしない。おいらは願い下げだ。実際に動いてくれるフィリピン人介護士の方がよほどいい。このほうが国民経済的にも、ものすごい経費節約となる。

老人を食い物にする介護利権集団よ、去れ!


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